月別アーカイブ: 2009年10月

第十九回鮎川哲也賞授賞式

一人じゃ戦えなかったけれど

 第十九回鮎川哲也賞の授賞式に行ってきました。
 写真は、『午前零時のサンドリヨン』の単行本です。

 当日は、僭越ながら、ご挨拶の代わりにマジックを演じてきました。
 少々出過ぎた真似なのではないか、という不安はあったのですが、やはり言葉で表現するよりも、自分の好きなものを全面に押し出した小説である以上、これ以上ない手段なのではないかと思っていました。

 皆さんを退屈させないよう、コンパクトで、なおかつおもしろみのあるものを選びました。
 結果は、うまくいった……。かな? 皆さん喜んで下さったようで嬉しいです。
 きっと、わたしはマジックのこういうところが好きなんだなぁ。

 当日は憧れの先生方にご挨拶ができたり、ありがたいお言葉を頂いたりと、本当に貴重な一日になりました。

 わたしだけの力では、この賞を頂くことも、あのステージでマジックを演じることもできなかったでしょう。
 みんなに支えて頂いている、そのことを強く実感した日です。

 けれど、いつかは、やっぱり一人でも立っていられるようになりたい。

 わたしはミステリに関しては、それほど知識が深いわけではありません。けれど、マジックもミステリも大好きな人間です。
 ここで勢いを止めることなく、これからもロジカルでマジカルなお話を書ければと思っています。