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ココロ・ファインダ

 あたしたちは自分で思っているよりも、目に映る世界のことをほんの少ししか見ていない。
 ときどき、カメラのファインダーを覗くと、そんなことを感じる。

 新刊『ココロ・ファインダ』が光文社さんより発売中です。
 高校の写真部を舞台に、四人の女の子の葛藤と成長を描いた青春ミステリ。

 この作品では、最初から最後まで女の子たちの一人称で物語を書いています。
 デビュー前からこのサイトで応援して下さってる方には馴染みのある文体だと思います。ようやく相沢沙呼らしい作品を発表できました。

 テーマは写真です。表紙の写真も、『写真が好きな女の子が撮った』と感じられるように、密かにファンである大村祐里子さんの写真を使わせて頂きました。
 彼女の作品には、「女性らしい写真ってなんだろう」と思索していたときに出逢いました。瞬く間に一目惚れしてしまう、すてきな写真ばかりです。
シャッターガール

 また、『小説宝石』五月号にも、この作品に関して、ちょこっとエッセイを書きました。

 どうぞよろしくお願い致します。