カテゴリー別アーカイブ: Music

さよならも言えなかった夏/下川みくに

 体伝う汗をふいて 渇くのどを潤して
 迷いさえ振り切って行くんだ

 iTunesでパーティシャッフルをかけていたら、久しぶりに『南風』が流れてきたので、取り上げてみました。
『南風』のテンポ良いリズムと、このなんとも言えない疾走感が素晴らしいです。思わず身体がリズムを取ってしまいます。下川さんは懐かしいアニソンのカバーを歌っていたりして、弾むような心地よい歌声を持っている女性です。
 この曲は『フルメタルパニック! TSR』のオープニングだったし、それなりに思い入れがあるんですが、やはりいつ聞いても、どこか大空を突っ切っていく自由な気持ちになれます。

 amazonを見てみたら、アニソンベストが出ていた。これは欲しいなぁ。

 TSRはブルーレイが出ていますが、もう買えないんですかね。わたしはDVD-BOXを持っています。表紙の双子がいいんです。双子が。

坂本真綾Live Tour 2009 “かぜよみ” in Tokyo

かぜよみの民

 未来の私に祈ってあげたい
 きっとしあわせになれるように

 坂本真綾ライブツアー2009 東京公演に行ってきた。
 今回は久しぶりの大規模ライブということもあって、ボリュームたくさんの内容でした。以下、歌われた曲目のリスト。

  • Get no satisfaction!
  • トライアングラー
  • ループ
  • 風待ちジェット
  • 雨が降る
  • Remedy
  • 奇跡の海
  • 風が吹く日
  • プラリネ
  • Lucy
  • 走る
  • 約束はいらない
  • 指輪
  • 僕たちが恋をする理由
  • 光あれ
  • マメシバ
  • さいごの果実
  • カザミドリ
  • ユニバース
  • プラチナ
  • tune the rainbow
  • NO FEAR/あいすること ピアノ弾き語り
  • ポケットを空にして
  • カザミドリ ピアノ弾き語り

 本当に坂本真綾という人はすごい。彼女の歌声が素晴らしいのはもちろんのだけれど、最近は、みるみるうちにその実力が発揮されていく作詞の力に参ってしまう。特に今回は、今までわたし個人からは見えなかった、歌手としての坂本真綾に隠されている本当の彼女の姿が、ほんの少しばかり垣間見えたような気がして、ぞっとした。音楽とは、歌とは、詩とはここまで恐ろしく力強いものなのかと、今更ながら思い知らされた。
 坂本真綾がデビューして何年も経っているのに、彼女が映像媒体にあまり出てこないのは、彼女自身が、「自分自身を見られることを嫌っているから」というのは、ファンなら聞いたことがある話だ。動いている彼女の映像というのは本当に貴重で、昔はPVも積極的に作ろうとしていなかったように思える。そこにどんな理由があるのかは、もちろんなにもわからない。単に、人と接するのが実はものすごく苦手なのかもしれないし、理想の自分というものを護りたいために、本当の自分を曝せないのかもしれない。幼い頃から劇団に所属しながらも、ほとんどが声優の仕事や、歌の仕事という、『声』だけしか武器として用いないその理由は、なんにもわからない。どれもこれも、その精神的な理由は推測でしかできない。けれど、『光あれ』を歌う前に、彼女は言っていた。自分自身を見せることが怖いって。けれど、その気持ちは、ライブを通して徐々に変化していったと。
 詳しいことが語られたわけじゃない。けれど、彼女がそう言って、あの日の自分に歌いたいと言って叫んだ『光あれ』の歌詞が、なんだかすぅーっと頭の中に染みこんでいくようで、何度も何度も聞いていたはずのその歌詞の意味が、なんだかようやく理解できて、昇華されたような気がした。おそらく、坂本真綾自身にも、そんな変化があったんだろう。『少年アリス』で『光あれ』を収録したときの自分と、最近の自分は、ずいぶん変化したのだということに、気づいたのだろう。だから、『Get no satisfaction!』『Remedy』『カザミドリ』の歌詞は、あんなにも美しく、力強いのだ。昔の坂本真綾にあった『どこかボーイッシュだけれど、女性らしい儚さ』といったわたしの中の認識がみごとに砕けて消えて、『女性らしいしたたかさ』を全面に感じられるようになった。
 なんだろう。もちろん、ただの感想に過ぎないんだけれど、『光あれ』『マメシバ』『さいごの果実』を続けて聴いて、坂本真綾という儚い少女が大人になっていったそんな物語を見せられたような気がして、思わず涙腺が緩んでしまった。音楽を通して、歌手であるはずの坂本真綾という、遠い世界の人物が、どこか身近にいるような、誰にでもある悩みを抱えた一人の女性として思えた。
 ああ、凄い。強いよ、あんたの歌は。

 ひとりぼっちは嫌なのに ひとりで行かなきゃ意味がなくて
 寂しさに足が止まっても まだ帰れないの

 個人的に、『カザミドリ』『Remedy』『光あれ』の歌詞がものすごく大好きです。

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かぜよみ/坂本真綾

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 久しぶりになる坂本真綾さんのアルバムがもうすぐ登場します。
 シングルリリースされた『雨が降る』や『さいごの果実』なども含まれていますが、このアルバムのためにレコーディングされた楽曲もかなり多く、本当に期待いっぱいです。マクロスFで作詞された『蒼のエーテル』のセルフカバーバージョンなど、聴きどころいっぱい。
 特設サイトでいろいろ視聴できます。
 是非是非、要チェックです。

 わたしはというと、買い物に行く余裕がないので、amazonで予約してしまいました。安くなっていましたし。ただ、発売日に届かないのがなぁ……。