カテゴリー別アーカイブ: Words

わたしでいいの?

もっとも信頼できる評価は、自分にしかつけられない。

 こんなわたしでいいのかな?

 認めて貰いたい。誰も褒めてくれなくて、それが悲しくて、不安でいっぱい。
 それなのに、誰かに認めて貰うのは、もっと不安でいっぱいになる。

 わたしのなにがいいんだろう。
 わたしのどこがいいんだろう。

 慣れてないから、心の中は疑心暗鬼でいっぱい。

 もし、わたしがわたしのことを、自分で褒めて、認めてあげるようになれたら、
 そんな気持ちは、どこかへ消えて、なくなってくれるのかな。

大人

からだは大きくなったけど

 大人ってなんだろうな?
 俺はいつの間にか二十歳を超していたけれど、
 いつどんなときに、大人になったことを自覚できたかっていうと、それはさだかじゃない。

 大人ってなんだろうな?
 二十歳を過ぎて、できることはたくさん増えたけれど、制限されていることができるようになるのが、大人になるってことなんだろうか?

 大人になるって、どういうことだろう。
 それはただ、二十年という時間が過ぎるだけで、勝手になれるようなものなんだろうか。

 大人になるって、どういうことなんだろう。

 大人になることへの変化。大人になってからの変化。

 それを自覚して生きている大人が、どれくらいいるのだろう。

気休め

同じことの繰り返しでも、ちょっとは変わってる。

 また同じことで悩んでるね。
 毎回毎回、同じ壁に突き当たって、同じように苦しんで、そして同じ言葉で癒されて、同じように立ち上がる。

 今日もまた、あなたの言葉に癒されて、また立ち上がれるけれど、でもそれも、どうやら気休めみたい。

 結局は人間って、だましだましの気休めしか言えなくて、一時しのぎの言葉で励まされたり前に進めたりはするけれど、でもまた同じ壁に突き当たって、同じ問題で深く落ち込んでしまうのね。

 けれど大丈夫、それってまた立ち上がれるってことだから。
 どんなに苦しくても、辛くても、いつかはまた立ち上がれるってことだから。

 どんな問題も、すぐには解決しない。
 少しずつ、自分をだましだまし動かして、そして少しでも前に、進んでいこうね。

欠点

ま、わたしも、人のこと言えないんだけど。

 ひとの欠点ばかり探し出して、他人を貶めるのなんて、もうやめたらいいのに。
 だって欠点があるなんて当然のこと。わたし達は人間なんだから、誰だってたくさん不備を抱えているんだもん。

 バグだらけの混濁したその中から、綺麗な宝石を見つけ出して、そっと手にとってみる。それを探し出すことのできる、あなたの瞳と指先が、なによりもいちばん大事だよ。

 悪いところばかり上げていって、他人を笑う人を見かけたら、あなたはこっそり教えてあげるといい。

 それよりも、わたしはもっといいことを知っているんですよって。

理解したい

少しは伝わるといいんだけれど

 理解したい、ということを伝えたい。
 その気持ち、わかるよなんて、知ったようなこと絶対に言えないけれど、
 あなたのこと、理解したいって気持ちは、伝えたい。

 他人の気持ちなんて、わかるはずなんてないけれど、
 けれど、それでも、あなたのこと、わかってあげたいよって、その気持ちだけは、伝えたい。

 この気持ち、わかってくれるかな?

応え

閉じたままじゃ、雨は受けられない。

 望む言葉だけで応えて欲しい。
 気休めでもいいから、わたしが今、欲しい言葉だけを応えて欲しい。

 理屈ばかりを積み重ねたお説教なんて要らないから、わたしが欲しい言葉だけを、返して欲しい。

 まるで山の向こうに向かって叫んでいるみたいに、木霊して返ってくるのは、あなたの言葉じゃなくて、わたしの言葉。

 結局、欲しい言葉は自分の中にしかなくて、あなたの言葉が欲しいわけじゃなくて。

 言葉を受け止めるための傘は、自分で閉ざしたまま、下を向いている。

 そんな自分に、今日も少し、いらいら。

階段

手すりがあったら、ちゃんと掴まるのよ。

 落ちてしまえばいいのに、なんて呪文のように何度も呟く。
 失敗してしまえばいいのに、なんて呪文のように何度も祈る。

 わたしだけが成功しなくて、他の人達が失敗しないなんて、世の中理不尽だと思う。
 落ちてしまえばいいのに。失敗してしまえばいいのに。
 みんなみんな、夢を持っていて、それが叶っていって。凄く、羨ましくて、苦しくて。

 けれどきっと、わたしがこうして呪文を唱えるよりも、たくさんの努力とエネルギーが、みんなを突き動かしていて、わたしは呪文を唱えるだけしかできなくて、だから情けなくて、苦しくて。

 それでもわたしは、こんなふうに呪文を唱えて呪ってやることくらいしか、戦う方法を知らなくて、それがたまらなくもどかしい。

 いつになったら、この階段を身軽に昇っていけるんだろう。

 今はただ、前を歩くみんなを追いかけるように、一歩一歩、靴を踏みしめる。せめて、ここから自分が落っこちないように。

 そう、自分が落っこちないように。今度は、それだけを願って、駆け上がりたい。

作る立場に立つ

職人たちの街

 知りたければ、ものを作る立場になればいい。
 それがどう生まれ、どのように動き、どのように消えていくのか、知りたければ、作る立場になればいい。

 人を知りたければ、親になるといい。
 人がどのように生まれ、どのように死んでいくのか。知りたければ、育む立場になるといい。

 誰かを好きになりたければ、自分を好きになるといい。

桜が咲いた

sakura

 桜が咲いた。

 もう咲かないと思っていた花が開いた。

 何度も踏まれ、雨に降られ、悔しい涙を吸い上げながら、見えないところで、どんどんどんどん、ふくれあがっていったこの気持ち。

 次はあなたの心に、綺麗な花が咲くといい。