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マツリカ・マジョルカ

「わたしはね、人間を見ているのよ」それは冷たく、鋭く、そしてどこか優しい、不思議な声音。「遠く離れているわけではない。手を伸ばせば届く距離にいるのに、互いにふれようとしない人々を。互いに避け合って、声を掛けずに見て見ないふりをしている人々を、わたしはここから見ているの」

 新刊となる『マツリカ・マジョルカ』が角川書店さんより発売中です。
 廃墟に住んで、望遠鏡を使って学校を観察している、謎の女子生徒マツリカさんと、教室での居場所を見つけられない生徒、柴山祐希。
 二人の不思議な交流と、学校に潜むなんだか苦くておかしい謎の数々。

 あのとき、上手く生きられなかった人たちへ。
 そして、いま、このとき、上手く生きられない人たちへ。

 Twitterで、声をお待ちしています。ハッシュタグは、#matsulica_majorca

 今回、素敵なイラストを描いて下さったのは、mokaさん。アンニュイでクールなマツリカさんの魅力を、たっぷりと表現してくれています。
http://moka.ho-zuki.com/

第十九回鮎川哲也賞の受賞作に選ばれました

午前零時のサンドリヨン

http://www.tsogen.co.jp/ayukawasho/

 こちらで正式な報告をするのが遅れてしまいましたが、去年執筆した小説『午前零時のサンドリヨン』が第十九回鮎川哲也賞の受賞作に選ばれました。

 長年の夢であった小説家へのデビューに向けて、現在、作品を改稿しています。予定通りに行けば、十月には書店に並ぶと思います。

 ネットで作品を発表するようになって、もう十年くらい経つのでしょうか。以前から応援してくださっていた方々や、最近知り合った方々、たくさんの人の支えがあって、ようやくここまできました。本当にありがとうございます。

photo by greenapplegrenade

ブログのCMSをWordPressに変更しました

 生存報告を兼ねて、こんにちは、sakomokoです。

 ここしばらく多忙だったもので、すっかりsakotellの更新ができなくなっていました。日々の雑記や、わりと手軽に読めるショートショート小説なんかは、sakologを参照して頂いた方がいいかもしれません。
 毎日更新しているのはTwitterくらいなものです。

 この半年の間、長編小説『午前零時のサンドリヨン』の改稿作業を行っていました。四月に某賞へ投稿した際には落ちてしまったのですが、改稿したいという気持ちが強くなって、十月末に別の某賞へと投稿しました。普段、落っこちた作品を別の賞へ送っても無駄と思っているのですが、この作品は改稿ですっかり内容が別物に変化したということもあり、投稿に踏み切りました。

 午前零時のサンドリヨンは、以前このサイトで公開していた酉乃初シリーズ全四話をまとめたものです。一話目の『空回りトライアンフ』はこのブログに掲載したままですが、こちらは内容が古いままになっています。あとで新しいものと差し替える予定です。残りの三話は、とーぜん、違った形で公開したいですね。

 次にどんな小説を書くのか、ぼんやりとしたアイデアはたくさんあるのですが、具体的な形にはなっていません。ただ、日常の謎が大好きな人間としては、次に書くものも日常の謎になるんでしょうけれど──。

 とりあえずは、こんなところで。
 ここもこまめに更新できる余裕があるといいなぁ。

午前零時のサンドリヨン完成しました

 報告が遅れましたが、先月末、多くの方の協力の元、小説が完成しました。
 タイトルは最後まで悩みましたが、『午前零時のサンドリヨン』となりました。酉乃初シリーズを連作短編の長編として仕上げたものです。
 最終的に枚数は490枚となり、かなり膨れ上がってしまいましたが、忙しい時間の間を縫って協力してくださった方々のお陰で、無事に某所に投稿することができました。
 結果が出るまで、わくわくしますね。

 酉乃シリーズは新人賞へ投稿した為、次にこのサイトに掲載する小説は、未発表の(公表するのを忘れていた)『バウンス・ノーバウンス』になりそうです。推敲したらアップしようと思います。
 次の長編の構想も頭に浮かんでいて、今から考えるのが楽しくて仕方ないです。プログラミングもしたいし、やることたくさんあって困ります。
 次の長編も、日常の謎になりそう。